2020年2月26日水曜日

リプサリス(Rhipsalis・Cassutha)


リプサリス(Rhipsalis)は中南米を原産とする、サボテン科リプサリス属の着生サボテンの一種です。こちらはブラジル原産のリプサリス・カスッサ(Rhipsalis・Cassutha)になります。

1つ目の写真は2月5日に撮影したものです。本日から20日前くらいですが、お花の蕾が小さく出来始めているのがわかります。

2つ目からの写真は本日撮影したものです。蕾が膨らんできて可愛らしい白いお花も咲き始めました。毎年2月下旬から3月にかけてお花を咲かせています。

店内で育て始めてからかれこれ8年くらい経っていますが、現在草丈が120㎝程に生長しています。一度植え替えをしているのですが、そろそろまた植え替えをしなければなりません。

リプサリスは割と簡単に増やすことも可能です。何本か途中で切って、多肉植物用の土や赤玉と鹿沼土等配合した水はけの良い土に挿しておけば、そのまま育ちます。

花が終わった後には、お花のあった場所に小さな丸いサボテンの実が出来ます。白っぽい果実ですが、熟れてくると薄っすらと透けてきます。何度か食べてみましたが、小さいのにちゃんと甘酸っぱいフルーツの味がします。

現在日本でも様々な品種のリプサリスが出回っています。何れも育てやすくお花や果実を楽しめるものが多いので、観葉植物として人気が高まっています。

サボテンの一種なのですが、棘が無いので小さな子がいるお家でも安心です。観葉植物としては少しマニアックですが、ハンギングにしたり私のように台の上に置いて楽しんでみるのも良いかもしれません。手間いらずの植物です。