2019年11月16日土曜日

「キングプロテア」ドライ・造花






キングプロテアの花をドライフラワーにしてみました。ドライフラワーなので分かりづらいのですが4種類入っています。ドライにすると花色が抜けてしまいますが、違いは分かります。

生花のキングプロテアは、お祝い用のフラワーギフトの制作で、一年を通して使用しています。傷ついているものや余ったものを、時々ドライフラワーにしています。

キングプロテア〈プロテア・シナロイデス(Protea Çynaroides)〉は、南アフリカ共和国原産の花で国花にもなっています。

ヤマモガシ科プロテア属の常緑低木であるプロテアの花は様々な種類があって、キングプロテアはそのうちの一つです。プロテア属の花は数億年前から存在する世界で最も古いお花の一つです。

キングプロテアは王冠型の花型も特徴的ですが、香りも独特です。新鮮な状態ではヤマモガシ科の花特有の甘い香りを感じることが出来ますが、花や葉が枯れ始めてくるタイミングで香りというか..匂いが漂ってきます。今はもう慣れましたが。

私は20年程前からこの花が気に入っていて、フラワーギフトに使用しています。品種も大分増えてきているように思います。最近ではアーティフィシャルフラワー(造花)のキングプロテアの種類も増えてきました。

原産地の南アフリカにはまだ訪れたことがありませんが、オーストラリアでは、キングプロテアの花が咲いている状態の低木を何度か見ています。切り花になったものより香りは良いです。

日本では熱海や初島で、キングプロテアの低木を見ることができます。花が咲いている状態のものを見るには、開花時期に合わせて訪れる必要があります。

最近では鉢植えの状態のキングプロテアも、市場に時々出荷されています。