2011年11月5日土曜日

南アフリカの花

“プロテア・キナロイデス”

あるいは

“キング・プロテア”と呼ばれる

花の顔のアップです。


南アフリカの国花で

2m位に生長する低木です。





写真の毛に被われた白っぽいものは、小花(花被片)の集まりで

その、一つ一つに一本の雌しべと4本の雄しべが入っています。

外側から内側に向かって、徐々に開花していきます。

【☆花被片・・簡単に言うと、雌しべ、雄しべ等を保護する器官。】



写真の小花は、まだ咲いていない状態ですが、花が咲いて、開いてくると

雌しべが飛び出てきます。

大きく広がった花は、直径30㎝位の大きな顔になります。

大顔のひまわりと、良い勝負をしそうです。


ドライフラワーになりやすい花なので、店では何本かドライにして

楽しんでいます。


匂いが独得で、私にはあまりいい匂いには思えませんが

人それぞれでしょう。


受粉は、昆虫類よりも小動物によって行われます。

小さくなって、花の上を歩いたら、楽しそうですね。