イロハモミジ
『いろはにほへと...』
昔の人は葉の裂片をこのように数え
たことから、イロハモミジと名付けら
れた・・
父親から教わったのは、おそらく小学
生の低学年の頃だったと思います。
今年のお正月に千葉県夷隅郡にある
大多喜城を家族旅行で訪れた時のこ
と、久しぶりにイロハモミジの名の由
来を父親の口から聞くことができまし
た。
どちらかというと無口な父親の言葉
は、私の記憶の深い部分に残ってい
ることが多いのですが、その大半は
植物に関することかもしれません。
あれから一年近くが経ってしまいま
したが、今日再び赤く色づいたイロ
ハモミジの葉を友人と見上げること
が出来ました。
秋空の下で写真を撮っている友人の
姿を眺めながら様々な記憶が交錯し
ましたが、新たな記憶と共に元の場
所にしまっておくことにしました。
好ましい想い出としていつまでも留
めておきたい光景になりました。