2012年4月15日日曜日

イエローナイフ

シアトル空港

イエローナイフ空港。白夜で、深夜12時を過ぎても明るい。


シアトルでの滞在後、カナダのイエローナイ
フへ。夏季休暇を利用しての長期旅行の最
中でした。当時25歳の時でした。

イエローナイフ空港に着いたのが、深夜の
12時頃。いつものように、ホテルの予約は
していませんでしたので、ロビーで現地ガイ
ドを見ながら、予定を考えていました。

「すみません、韓国人の方ですか?」
突然、話しかけられて、振り向くとカナダ人
らしき男性が立っていました。

日本人だと私が答えると、「英語教師のマ
ーチン・ウエストです。カナダへようこそ。」

これがマーチンとの出会いでした。

小高い岩山から見た街。


「友達がジープで迎えに来ているから、よか
ったら一緒にどう?」

小型輸送機(旅客機ではなく)の中で、この時
期に何故東洋人が一人で乗っているのかが
不思議だったらしく、機内からずっと声をかけ
ようか迷っていたとのことでした。

北極圏の植物の写真を撮りに、ここまで来た
ことを伝えて、今後の予定を話しました。

マーチンはソウルで英語の教師をやっていて
当時、35歳でした。夏休みにイエローナイフ
に戻ってきたようでした。

街まで送ってもらい、その日の宿の手配もし
てもらいました。翌日また会うことを約束して
ホテルにチェックインしました。



翌日、待ち合わせの時間にマーチンはT
シャツでやって来ました。

夏とはいえ、日本人の私には長袖のシャ
ツを着ていても寒いのに・・・

「寒くないの?」と聞いたら、ここでは普通
みたいでした。

街中のおすすめの場所を、案内してもらい
ました。カフェでいろいろ話してから、滞在
期間中に何度か会って、また遊ぼう。とい
うことになりました。カナダ人の友達ができ
たのは初めてでした。

その後、私はイエローナイフの自然の中
に入って行き、マーチンはバンクーバー
のもう一つの家に帰るということになりま
した。

1ヶ月後に、バンクーバーで会うことを約
束して、別れました。

懐かしい思い出です。
ナンバープレートが、白くまです。

街を少し離れると、このような自然の広がりがある。

野生のバラの樹。