![]() |
シアトル空港
|
![]() |
イエローナイフ空港。白夜で、深夜12時を過ぎても明るい。
|
シアトルでの滞在後、カナダのイエローナイ
フへ。夏季休暇を利用しての長期旅行の最
中でした。当時25歳の時でした。
イエローナイフ空港に着いたのが、深夜の
12時頃。いつものように、ホテルの予約は
していませんでしたので、ロビーで現地ガイ
ドを見ながら、予定を考えていました。
「すみません、韓国人の方ですか?」
突然、話しかけられて、振り向くとカナダ人
らしき男性が立っていました。
日本人だと私が答えると、「英語教師のマ
ーチン・ウエストです。カナダへようこそ。」
これがマーチンとの出会いでした。
![]() |
小高い岩山から見た街。
|
「友達がジープで迎えに来ているから、よか
ったら一緒にどう?」
小型輸送機(旅客機ではなく)の中で、この時
期に何故東洋人が一人で乗っているのかが
不思議だったらしく、機内からずっと声をかけ
ようか迷っていたとのことでした。
北極圏の植物の写真を撮りに、ここまで来た
ことを伝えて、今後の予定を話しました。
マーチンはソウルで英語の教師をやっていて
当時、35歳でした。夏休みにイエローナイフ
に戻ってきたようでした。
街まで送ってもらい、その日の宿の手配もし
てもらいました。翌日また会うことを約束して
ホテルにチェックインしました。
翌日、待ち合わせの時間にマーチンはT
シャツでやって来ました。
夏とはいえ、日本人の私には長袖のシャ
ツを着ていても寒いのに・・・
「寒くないの?」と聞いたら、ここでは普通
みたいでした。
街中のおすすめの場所を、案内してもらい
ました。カフェでいろいろ話してから、滞在
期間中に何度か会って、また遊ぼう。とい
うことになりました。カナダ人の友達ができ
たのは初めてでした。
その後、私はイエローナイフの自然の中
に入って行き、マーチンはバンクーバー
のもう一つの家に帰るということになりま
した。
1ヶ月後に、バンクーバーで会うことを約
束して、別れました。
懐かしい思い出です。
![]() |
ナンバープレートが、白くまです。
|
![]() |
街を少し離れると、このような自然の広がりがある。
|
![]() |
野生のバラの樹。
|