2011年12月13日火曜日

市場での仕入れ方

本日、早朝の大田生花市場の風景です。


定休日を利用して、シクラメン、胡蝶蘭等の仕入れに行ってきました。

競りが始まる前に市場へ行き、ひととおり欲しい商品を下見して

チェックをしてから購入します。


良い商品を仕入れるには、‘経験’と‘知識’と‘感’が必要です。

生産農家や品種や花の状態によって、花持ちなども変わってくる

場合もありますし、低価格だから質が悪いとはかぎりません。


同じ品種の花鉢がたくさん並んでいる中から、ぱっと見た時の

印象で購入する時もありますし、見た目で判断が付かない場合は

良い香りがする方を選んだり、鉢底の根の伸び方や土の状態を

チェックして健康そうな方を選びます。


虫が食っている鉢などは、大抵はだれも買いませんが

私は、ものによっては好んで仕入れて、葉っぱなどを摘んで

虫のチェックをしてから販売します。


‘感’を鍛えるには、普段から自分自身の手で花の世話をしたり

じっくりと興味を持って、オリジナルの観察を積み重ねていくことが

大切なのだと思います。


今日の仕入れは、まずまずというところでした。