2017年2月5日日曜日

フランスゴムの木の果実





店内で育てている「フランスゴムの木」(フィッカス・ルビギノーサ)です。オーストラリアが原産で、フランス人の植物学者によって発見されたことから、日本では‘フランスゴムの木’の名が付けられています。

近くで見ないと分かりずらいのですが、艶のある小さい葉は、茶色の細かい毛で覆われています。また、学名の(rubiginosa/ルビギノーサ)は‘鉄サビ色の’という意味です。

原産地のオーストラリアや熱帯地域を訪れると、街中や公園などで10m以上に生長したフランスゴムの木を時々みかけます。鉢植えの観葉植物と違い、葉に生える茶色い毛が遠くからでも良く分かります。

店内のフランスゴムの木は、幹の太さとバランスを見ても分かるように、以前は3倍以上の高さがありました。現在は思い切って切り詰めて、盆栽風に仕立ててあります。

幹を切ってから少し時間が経ってから、葉の付け根辺りに小さな果実が付き始めました。今は1㎝くらいの大きさです。どのくらいの大きさになるのか...楽しみです。