2017年9月20日水曜日

巾着田曼珠沙華まつり 2017



埼玉県日高市の「巾着田曼珠沙華まつり 2017年」に行ってきました。まつりの時期にここを訪れるのは3度目です。

「巾着田」とは、近くを流れる高麗川(こまがわ)の蛇行によってつくられた形が、‘きんちゃく’に似ていることから名付けられたようです。高麗川に沿った林の中には、約500万本の曼珠沙華が群生しています。

曼珠沙華は一般的には「ヒガンバナ」と呼ばれていて、名前のとおり、お彼岸の時期になると咲く花です。ヒガンバナといえば田んぼのあぜ道や土手などに群生しているイメージでしょうか。

死人花(しびとばな)とも呼ばれ、特にご年配の方には「不吉な花」のイメージがある花ですが、土葬の風習があった時代に、遺体を野生動物に掘り返されないために、球根や根に毒があるヒガンバナをお墓の周りに植えていたようです。

‘お墓の周りに咲く花’、‘日本人が好ましく思わない真っ赤で派手な色の花’、‘毒のある花’等々..というマイナスの印象から、「不吉な花」のイメージが付いてしまったのかもしれません。

曼珠沙華まつりには老若男女~外国人観光客まで様々な人たちが訪れていて、林の中一面に広がる赤い景色を純粋に楽しんでいました。

コスプレイヤーやモデルも撮影に来ていて、曼珠沙華の前でポーズをとったりしてとても楽しそうでした。

また訪れたいと思います。