2012年10月7日日曜日

アブチロン‘チロリアンランプ’


ブラジル南部原産で、半つる性の常
緑低木です。

和名は浮釣木(ウキツリボク)で、流
通名はアブチロン‘チロリアンランプ’
と呼ばれています。『チロル地方の
ランプ』という意味でしょうか。

四季咲き性なので、生育条件が合え
ば一年を通して花が楽しめます。

アブチロンの中でも、特に耐寒性の
強いタイプですので東京でも露地植
えで育てているお宅をよく見かけま
す。

黄色い部分が花弁で、赤い部分は
萼です。花弁の先から出ている部分
が、雄しべと花柱(雌しべ)です。

半つる性ですが、自分では絡みつき
ませんので、細く伸びたつる状の枝
をフェンスやトレリスに紐で結んだり
絡ませてやって好みの形にアレンジ
しましょう。

チロリアンランプを増やすには、一
般的には挿し木でやります。

枝に付いた葉を間引いて1~2枚残
して、大きな葉は半分くらい切ってし
まいます。赤玉土等の排水性の高い
土に斜めに挿してやって、半日位陽
の当たるす場所に置いて管理すれば
幾つかは成功します。

因みに今回の仕入では、チロリアン
ランプの他にアブチロン‘ベラ’も何
色か仕入れました。