2012年8月30日木曜日

イランイランノキ


バンレイシ科、イランイランノキ属の熱
帯性花木の‘イランイランノキ’です。

カールした花弁が特徴的です。蕾から
開花してしばらくの間は緑色をしていま
すが、黄緑~黄色に変化していきます。

イランイランといえば、『香り』ですね。
エッセンシャルオイルの香りは、濃厚で
強く、独特です。

シャネルやディオール等の香水にも、こ
の花のエッセンスが含まれているそうで
す。

緑色の時は、キュウリのような青臭い匂
いですが、黄色くなってくるにつれて良
い香りになってきます。

日中は、ほんのりと香りがするだけです
が、枯れる間際の夜間に香りが強くなる
ような気がします。只今検証しています。

イランイランノキは、自生地では10メー
トル前後に生長します。

東京でも鉢植えで、冬場の温度管理に気
をつければ、年を越せます。出来るだけ
暖かい明るい部屋で育てましょう。

使用する鉢は、木の大きさに対して少し
小振りなものを使用し、用土は酸性度を
強めにして、育てると良いでしょう。