2016年8月11日木曜日

アムステルダム街歩き


十数年前にオランダを訪れた一番の目的は、アムステルダムのお花屋さんで働いてみたかったのとオランダ最古の植物園「ライデン大学植物園」を訪れることでした。実際、アムステルダムのお花屋さんで10日間ほどお店の手伝いをさせてもらえて、ライデン大学植物園にも訪れることができました。この旅行での経験は私にとって大きな収穫になりました。詳細は長くなるので別の機会に記載しようと思います。

旅行場所で興味があるのは海や山や砂漠などで、これまで訪れた場所も自然があるところがほとんどなのですが、この時は「お花屋さんとして一度はオランダに行っておかなくては!」という思いが何故かとても強くなっていたために、アムステルダムを目的地に選んだのでした。

私は基本的に長期の旅行に行くときは、宿の予約はしていきません。空港から街に出て自分の足で宿を探し、一泊して気に入れば一週間とか二週間とかまとめて予約を入れる感じです。アムステルダムの時は5階建ての小さい安宿の最上階の部屋を確保して、そこを基点に花屋さんに通ったり街を散歩したりしていました。古い建物でしたので、エレベーター等はなく、細い曲がりくねった階段を毎回上り下りするのは辛いものがありましたが..窓から見える景色が最高でした。

美術館や博物館を見て周るなか、当時はオランダの古い街並みで育てられている花に興味がありましたので、街を歩きながら花の写真を撮って周りました。ゼラニウムやバラ、芙蓉の花が古いレンガ造りの家にマッチしていました。実はそのころから、お店を出すならレンガ造りの建物が良いなぁと思っていたのでした。(「葉織」の外壁は赤いレンガです)

この旅行では朝から昼過ぎまではお花屋さんの手伝いで、午後からはカフェで休憩をとりながらの街歩きという生活をしばらく楽しんで、その後ベルギーに向かいました。今思えば良い時間を過ごしていました...